市内小学校の外部講師として9月から12月まで、焼き芋の授業をしてきました。
その様子をお知らせします。
12月中旬のある晴れた日、市内の支援学級の小学生たちと、
焼き芋の販売をしてきました。
「あと5分で販売します」
「いらっしゃいませ〜!」「200円です!」
「熱いのできをつけてください!」
「あと9個でうりきれです!」
そんな声が響く中、みんなで楽しく焼き芋販売をしました。
この日に販売した焼き芋は、全て学校の畑で採れたお芋です。
値段も、どこで販売するかも、
のぼりやふくろのデザインも、全て子どもたちと先生が考えました。
いも子は講師として、その過程を見守ってきました。
ここに至るまでの経過をお話しします。
小学生が焼き芋屋になる
「いーもいもいもプロジェクト!」
支援学級の先生から相談を受け
楽しそうですね!と依頼を受けたのが9月。
まずはいも子さんとして授業に出て、
みんなの前で自己紹介してきました。
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授業をしたその日に、阿佐美やのトラックに遊びにきてくれた子もいました。
そして、この日からいくつかのプロジェクトチームに分かれて、子どもたちは動き始めました。
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キャラクターを考えるチーム
阿佐美やにはいも子ちゃんというキャラクターがいます。子どもたちも自分達でキャラクターを考えました。
いくつか候補を挙げて、「どれがいいか?」みんなで話し合いました。
「いも子さんならどれがいいですか?」と聞かれ、「ひまわりくん」に決定しました。
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この画像も子どもたちが作っているそうです。すごい!
どこで販売する?
販売場所も子どもたちが考えます。人がたくさんいそうな場所。
そして安全に販売できるところ。
人がどれくらいいるかもリサーチして、いくつか候補があった中から
学校の近くの公園を選びました。
芋も育てました!
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焼き芋にするための芋のほり方、保存の方法など、みんな熱心に聞いてくれました。
小さな、根っこのような芋まで、最後の最後まで大切にほりました。
衣装も揃えました!
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おそろいのベレー帽、エプロン
さらに重要なのぼりもデザイン!
これで準備は完璧!
いよいよ売りにいくぞ!
さつまいもがある!
衣装もキャラクターも、のぼりもできた!チラシもできた!
いよいよみんなで売りに行きます。
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公園に着くと、たくさんのお客様が待っていてくれました。
エプロンに帽子、手を消毒し、手袋をして、
お客様にお芋を販売しました。
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30本ほどがあっという間に完売!
みなさん喜んでくれました。
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中にはシールが逆さに貼られている袋も。
お芋のキャラクターの袋、裏には
「おいしいよ」「ありがとう」「またね」など子どもたちからのメッセージも書かれていました。
こんな時代だからこそ、温もりを届ける。
今回、コラボしてみて、
子どもたちの無邪気さ、純粋さ。
授業とはいえ、とても楽しんで積極的に活動していました。
それは何より先生のお力がすごく重要。
先生という仕事の凄さを、改めて思い知りました。
火を使うので、危険を伴う活動です。
子どもたちに、指導なのか、ツッコミなのかというコントのような授業を
毎回みさせてもらいました。
少人数の支援学級だったからできたかもしれないけど、
子どもの力と、少しの大人のアシストがあれば立派にお店ができます。
お客様の笑顔と、子どもたちの笑顔
いい時間、いい経験をさせてもらいました。