「藍」ってご存知ですか?
藍色の藍。
藍は、民間療法では、肌荒れや冷え性を防ぐと言われています。さらに防虫効果や殺菌効果もあるそうで、
抗ウイルス作用があるほか、ひいては、がん細胞を攻撃する作用や鎮静剤としての効果あるといわれています。
withコロナ時代にも最適な藍の布。手軽に染めて、藍染ハンカチや藍染マスクを持ち歩いてはいかがでしょうか?
「藍」は、藍染めとして有名ですが、染料以外の利用がずっと以前からなされていたようです。
一口に、「藍」といっても、その色素を含む植物は多く、日本だけでも、タデ科の蓼藍、アブラナ科の大青、キツネノマゴ科の琉球藍、また、アジア各地では、マメ科の木藍、同種のナンバンコマツナギ(別名アメリカキアイ)なども広く利用されています。
今回の記事を読むことで、藍の良いところが理解でき、さらに自宅でも簡単に生葉染めが出来るようになります!
もくじ
藍のおすすめポイント①育てるのが簡単!
植え付け時期は?
3~5月、育苗ポットに1cmほどの穴を指で空け、5~6粒種を撒いていきます。
うっすら土を被せたら、土が乾燥しないように水やりをすると、1週間くらいで発芽します。
葉っぱが触れ合わない程度に間引きながら育てます。
15センチほどの高さになったら、プランターや地面に植え替えてください。20センチくらい間を空けて植えていきます。
ちなみにズボラいも子は、プランターや畑(地面)に直接種を蒔いた場合は、発芽しにくかったです。ポットで育苗してから地面に植えた方が元気に育ちました
必要なものは?→土、種、プランター(畑)だけ
収穫時期は?
すごいんですー!どんどん大きくなります。7月と9月に収穫をすることができます。
方法は、地面から10cmほどのところで、チョキっと切ります。
ちなみに花が咲きはじめると、葉っぱは小さくなります。「葉っぱが小さくなる=染料が減る」ので、早めに摘み取ります。
藍のおすすめポイント②自宅で簡単に生葉染めができる!
藍の葉っぱが育ったら、早速染めて見ましょう!
①たたき染め が育ったら、早速染めて見ましょう!
と藍の葉っぱを収穫。好きな布にとれたての葉っぱを転写できます。
必要なものは?
葉っぱ、布、ハンマー、敷き紙
②布全体を染める、生葉染め
葉から色を抽出、布を大きく染めていきます。
必要なもの
・とれたての藍の葉(50g)
・水 60cc
・布(シルクまたは綿。綿の場合は下処理したもの) 手ぬぐい2〜3枚程度が染まります。
*注 下処理は無調整豆乳に布をつけて乾かしておくこと
機材
ボウル、ミキサー(なければ微塵切り&手で揉み込む)、オキシドールまたは食用酢)、あれば使い捨て手袋
ポイント
晴れた日に行う!日光に晒すことが大切。藍色になります。
とれたての葉を使う。収穫してから1時間以内!
藍のおすすめポイント③民間療法的な優秀選手
色が素敵。染料としてもですが、民間療法的にも優秀選手の藍のすばらしさをご紹介します。
・糸を強くする!昔の火消し装束や剣道着など。
・紫外線の遮蔽効果 ストールにも!
・濃い藍は虫も蛇も寄せつけない!野良着やモンペ、足袋なども。
・殺菌効果!あせもやかぶれ、皮膚病や水虫などに、藍染めの下着や靴下・足袋にも。
いも子のおすすめは、
ズバリ!マスクです!
withコロナ時代にもぴったり。
白いマスクを染めてもいいし、染めた布でマスクを作ってもいいですよね。
楽しく、かわいく、なかよく。ご家庭で楽しんでくださいね。