埼玉県の北部、渋沢栄一が生まれ育った深谷市に住む、
50代の主婦と家業のかたわら
やきいもSAIRINとして活躍する富田千恵子さんをご紹介します。
家族経営の植木の生産、卸業をしています。
売れ残ったブルーベリーの木を庭に植樹しているうちに、
たくさん育ったブルーベリーをなんとかしたいという思いから、
家業のかたわら、農産物直売所でジャムの販売もしています。
いも子さんを知ったのはテレビ番組を観て知りました。
日本テレビで「やきいも開業講座の講師」として出演しており
インターネットで調べて、会いに行こうと決めました。
体験会に参加した後は
さいたま新都心で開催された「さつまいも博」に
買いに行ったこともありました。
ものすごい人でしたよね。
そんな中、長い時間並んで、お声がけしてくださり、うれしかったです。
そこからどうして受講しよう決めたのでしょうか?
(阿佐美やの行列に並ぶ方たち。ありがとうございます!)
その年、いも子さんの開業講座の募集があった
6月にクラスを受講しました。
私にできるのかな、と悩んだのですが、
周りの人に相談しながら、
自分でもやってみたい、という気持ちが高まりました。
コロナの関係で、座学はオンライン受講ということで、
パソコンでできるか心配でしたが、
つなげば参加できたので、思った以上に簡単に受講できたので安心しました。
実技はさいたま市に習いにいきました。
実際に焼く練習をしたり、
2回目の時は実際のイベント出店に参加させてもらい、
焼きながら売る、という体験をしました。
いも子さんの話は毎回勉強になるのですが、
このときやってみて、焼きながらお金をもらうのは大変!と感じました。
実際に参加して良かったです。
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おいしい焼き芋を焼くコツを伝授
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(実はこのときに某芸能人の方もお忍びで受講。ですが、富田さんは気づきませんでした。)
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実際のイベント出店での接客体験
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その間、お世話になっているJA花園農産物直売所で
焼き芋屋の営業ができないかを聞いたり、
うちでもさつまいもを育てたいと思い、
三芳町にある、さつまいも農家さんのところに
研修に行ったりもしました。
その後、11月にいも子さんのところで釜を購入して本格準備に入りました。
ですが、家庭の事情ですぐに開業できないかもと挫けそうになる中、
家族の支えもあり、
2021年1月に開業しました。
手作りの看板、手作りののれんです。
直売所なので、観光帰りの方が買ってくださったり、
近くの農家の方が常連で家族に買っていってくださったり、
私もまだ始めたばかりなのに、
みなさんに「本物の焼き芋屋さん」と言われて、
予想以上にたくさんの方に喜んでもらっています。
私が行った時も
リピーターさんもたくさんいらっしゃいましたね。
富田さんの明るいお人柄だと思います。
本当にいも子さんのおかげです。
いも子さんのおかげで、たった半年で
自信をもって開業することができました。
そして、焼き芋の開業をきっかけに
さつまいの栽培を本格的に始めたり、
これまで好きだけど、販売の難しさを感じ、やめていたベーグルの販売を
再開することにしました。
今ではお客様に販売する楽しさを改めて感じています。
あのとき焼き芋屋を開業すると決めて
本当に良かったと思っています。
いつもいつも、お会いすると
「いも子さんのおかげです。」「いも子さん、ありがとうございます。」とおっしゃってくださる富田さん。
富田さんの明るい笑顔と勉強熱心な姿若々しい姿に、元気をもらっています。
好きなことを仕事にする楽しさを、富田さんは見せてくださいました。
やきいも SAIRIN
住所:深谷市小前田553(JA花園 農産物直売所様地内)
★目印はオレンジの焼き芋カー
営業日:土・日
※3月で焼き芋の販売は終了
夏はベーグル屋さんに変身します、ベーグルのお店 SAIRIN
住所:深谷市武蔵野3266((有)埼玉林業種苗農園様地内)
営業日:火・金 AM11:00~
ベーグルの営業期間は9月から6月末日まで、
7、8月はブルーベリーを直売所に出荷するためお休み。